会報「都市」原稿 2020

■機親会(機械工学科、生産機械工学科、機械システム工学科 同窓生の会)
会長 松村 慶一(1974機械)

 機親会は、2019年 3 月、機械工学科(学部116名、修士博士19名)、機械システム工学科(学部92名、修士博士24名)の卒業生を迎えることができました。会員総数16,186名で構成されています。

武蔵高等工科学校 機親会会誌(第 6 号 昭和15年(1934年)3 月 1 日発行)

 機親会活動として、卒業生相互の親睦はもとより、研究室との交流連携を指向してきましたが、その一貫として機親会ホームページ(http://tcu-kishinkai.sakura.ne.jp/website/)の一層の充実を図ります。卒業生、学生との相互の情報交換の活性化をめざし、また一般の方々にも興味をもたれる記事を、例えば 「日本刀のものづくり技術とその歴史」(仮題 名誉教授 大谷 眞一)、機親会発足当時(1940年代)の機親会報の掲載(当時の研究室の様子)など、これまでにはない特徴のある情報発信に取り組みます。会員各位の闊達なご意見、ご支援を期待します。

 また、大学のグローバル化に即した研究室の研究支援の、修士博士課程研究者支援の観点から、機械系学生の国際学会発表支援(助成)を実施していきます。また、授与者から関係各位へその成果を発表する公開講演を計画します。

 最後になりましたが、2019年10月に、台風19号の影響により本学機械系研究室の一部が被災しました。早期の研究室復帰を願って、各位に義援金をお願いした結果、きわめて早期にそして、多くの方々から善意が寄せられました。皆さんの温かいご支援に改めて御礼申し上げます。